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【魂のボクサーシリーズ】

2025年7月21日 20:50



【魂のボクサーシリーズ】

 

7月20日、キルギス・ビシュケクアリーナで行われた

WBA世界スーパーフライ級挑戦者決定戦。

 

健文トーレス(37)が暫定王者デビッド・ヒメネス(33・コスタリカ)に挑みましたが、

結果は11回1分12秒KO負け。

 

WBA正規王者フェルナンド・マルティネスへの挑戦権は、あと一歩届きませんでした。

 

 

■ 試合展開

 

序盤2回、ヒメネスの左フックでダウンを奪われ苦しい立ち上がり。

それでも中盤6回には、左フックの連打で攻め込み、持ち味の強心臓を見せました。

 

しかし後半、打ち合いが続く中で疲労が蓄積。

11回、ヒメネスの左ジャブからの鋭いボディーが突き刺さり、

ついに立ち上がれず、無念のKO負けとなりました。

 

 

■ 再起からここまでの道のり

昨年5月

 7年2か月ぶりの再起戦で、当時WBO世界バンタム級1位のレイマート・ガバリョを敵地で1回TKO撃破。

同年8月

 7年8か月ぶりに日本のリングへ戻り、WBO世界スーパーフライ級1位のKJカタラジャに判定勝利。

 

2戦連続で世界ランカー1位を撃破し、一気に挑戦者決定戦まで駆け上がった復活劇。

 

 

■ 11年のブランクを背負いながら…

 

長期服役による11年の空白。

普通なら誰もが諦めるはずの状況から、

ここまで戻ってきたこと自体が“奇跡”だと思います。

 

 

■ 周りのバックアップと応援の力

 

健文トーレスがリングに戻れたのは、

本人の強い意志だけじゃなく、

支えてくれた仲間・家族・チームのバックアップ、そして応援してくれる人たちの存在があったから。

 

そして今回は、

結婚、第一子“ららちゃん”の誕生という人生の大きな節目を迎え、

父として挑む初めての世界への道でもありました。

 

 

■ 負けても、挑戦の意味は変わらない

 

結果だけを見れば敗北。

でも、その過程でどれだけの人が勇気をもらったか。

 

長い空白から這い上がり、世界前哨戦まで来たことがすでに“価値”そのもの。

 

 

健文トーレス、まだ終わりじゃない。

挑戦し続ける限り、リングはまた待っているはずです。

 

彼を信じて支えた周囲の想いも、決して無駄にはならない。

この挑戦が、きっと次へ繋がると信じています。

 

 

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