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【無念…佐々木尽の“勇敢なる敗戦”】

2025年6月20日 17:12

【無念…佐々木尽の“勇敢なる敗戦”】

 

どうも、BAROQUEスタッフです。

 

6月19日、東京・大田区総合体育館で行われた

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ。

 

挑戦者・佐々木尽選手(八王子中屋)は、

王者ブライアン・ノーマン選手(アメリカ)に挑みましたが、

結果は5R 0分46秒、KO負け。

 

無念の結果に終わりました。

 

 

■ 第1ラウンド──すべてが決まった

 

正直、1ラウンドを見た瞬間に、

“レベルの差”は明らかだった。

 

パワー、スピード、技術、間合いの支配力…

 

そして、たぶん――

一番その差を痛感していたのは、佐々木選手自身だったと思う。

 

 

■ それでも、逃げなかった

 

リングの上で向き合っている相手が、

自分より遥かに強いとわかっている状況。

 

その「プレッシャー」と「恐怖」は、

僕らの想像なんか軽く超えていたはず。

 

でも、佐々木選手は拳を下ろさなかった。

打たれても、崩れても、何度でも立ち上がった。

 

あれが“勇敢さ”というものだ。

 

 

■ 結果はKO負け。でも、それ以上に伝わったもの

 

3度のダウン。

壮絶なフィニッシュブロー。

そして、後頭部を打って、ここ1か月半の記憶を失うという報道。

 

それでも、佐々木尽という男は、

「誰も踏み込んでいない場所」へと挑んだ。

 

ウェルター級。

それは、日本人がまだ“王者”になったことのない階級。

その扉を、初めて本気でノックしたのが彼だった。

 

 

■ 勝負の世界で、心が震える瞬間がある

 

「勝ち負け」じゃない。

「努力が報われたかどうか」でもない。

 

ただ、ひたすらに全力を尽くしている姿に、

心が震えた夜だった。

 

佐々木選手に拍手を送りたい。

そして、今はただ、無事の回復を祈るばかりです。

 

 

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